【おすすめ漫画紹介】「ALL OUT!!」

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2015年、スポーツ史上最大の番狂わせとまで言われたラグビー日本代表の「ラグビーワールドカップ2015」での勝利!
それまでラグビーというスポーツは知っていてもルールまでは知らなかった人さえ、ラグビーを見たりしました。
今日はそんなラグビーを扱った漫画「ALL OUT!!」の感想になります。

「ALL OUT!!」は2013年から連載されているラグビー漫画です。
高校でラグビーを始めた主人公:祇園が色々な人と出会い、対戦していく王道のスポーツ漫画となります。
今まで野球やサッカー、テニス、バレー、マイナーなものだと相撲も漫画になりましたが、ラグビーの漫画は非常に珍しいですよね。
ワールドカップで勝つ前から連載されているのにびっくり!

主人公の祇園は性格こそ熱い気質で喧嘩っ早いものの、背が低いことにコンプレックスを感じていました。
多くのスポーツはやはり体格がモノをいう世界です。
祇園は身長だけで試合に出られない想いをしてきました。
性格が負けず嫌いなのもあって、身長に関係なく主役になれるスポーツを探していたところ、「ラグビー」と出会います。
「ラグビーはボールを持ってる奴が主役」っていい言葉ですよね。
全員でボールをつなげてトライして点数を取る。
それだけの単純なルールなのに(だからこそ)全員が主役になれる
この時、祇園と対称的な大人しく高身長の同級生:石清水の存在も良い味を出してます。

一年生でラグビー初心者である祇園に目をかけているのがキャプテンである「赤山」です。
これがまた熱い男なんですよ。
弱小ラグビー部を引っ張るキャプテンなんですが「花園」(野球でいう甲子園)を目指しています。
その体格もかなりのもので他の強豪高校から声を掛けられる場面があったりもします。
まともな指導者もいないラグビー部の練習メニューまで考える徹底ぶり!
祇園がコーチとして元日本代表である「籠」を引っ張ってくるまで部の全てを支えてました。
高校生にして指導からすべてを背負うなんて格好良すぎます。その上、ラグビーも上手いとは……。

祇園たち一年生が入ったことで弱小ラグビー部が変わり始め、元日本代表のコーチも就任。
ハードな練習でぐんぐん力を増していくのは見ている方も爽快です。
この頃は、楽に生きる方法や、いかに努力しないで勝つかといった話が多い中、昔ながらの「努力で勝つ」スタイルは逆に新しいのかもしれません。
タイトルである「ALL OUT!!」も「全力を出し切る」という意味だそうです。
高校生の全力の青春に心が洗われる気分になる漫画でした。
熱くなりたい時に読むといいかもしれませんね。
既刊ではまだ祇園たちも1年生なので、これからの続きが楽しみです。