【おすすめ漫画紹介】「キングダム」

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「キングダム」

男ならば誰もが一度は憧れたことがある「王様」や「将軍」
特に三国志好きな人であれば、古代中国の歴史に心躍る人も多いはず!
数々の名場面を生み出した三国志の英雄たちの話は日本でも小説や漫画、映画になっています。
しかし、その有名な三国志よりも知名度が高い偉人といえば「始皇帝」ですよね!
教科書でも必ず登場しますし、授業でも一度は習う名前です。
その割に始皇帝が実際どんな戦いをして、どんな治世だったのかは知られていません。
有名すぎるからこそ中身まで知られていない逆転現象が起こってしまってるんですね。

「始皇帝」となる秦国の若き王・政と大将軍を目指す信の2人が主人公なのが「キングダム」になります。
広大な中国を統一するためにまずは国を固める努力をする政と、元々王族の彼とは違いたたき上げで大将軍を目指す信の活躍が迫力満点に描かれた作品です!
特に信が、信用できる仲間を集め、部隊を鍛え、戦乱を勝ち抜いていく様子はワクワクして仕方ありません。
戦記や歴史もので一番の見せ場である戦いの場面において、中国のスケールは段違いです。
元々の国土と人口が違うので、日本の10倍は当たり前の人数が使われています。
決戦の仕方も山野が多い日本とは違い、平原も多くあるので、平らな土地に多くの人が集まって戦う様子は圧巻の一言。
登場するキャラクター全てが魅力的で、個性が強いですよ。
ずっと戦場を生き抜いてきたキャラクターたちの言葉の重みは読んでいて胸に来るものがあります。

それに対して政の主戦場は政治です。
信のように派手な戦いは少ないですが、政治や国を安定させる大変さが身に染みる場面が多くあります。
王位を狙う人物に暗殺されかけたり、弱みを見せないために裏で味方を増やしたり。
目立たないうえに大変な立場にいる政がどんどん王として成長していくのがすごい!
現代社会とは遠い古代中国の話なのに、今の社会を生き抜くすべも学べてしまえそうです。

古代中国が舞台なので、どうしても地名や人名がわかりづらい部分はあります。
ですが、原泰久先生によって古代中国の制度がわかりやすく説明されていますし、キャラクターも特徴的に描かれているので文字で見るよりはずっと理解しやすいですよ。
特に「三国志」が好きな人は、すぐに馴染めると思います。
戦記もの、歴史好きな方、ぜひ「キングダム」を読んでみてください!